遠州福田六社神社祭典 浜松まつりの屋台と彫刻
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《鎌田神明宮摂社例大祭》
雲に鶴 親子獅子
天幕 白ねずみの琴棋書画 ねずみは子孫繁栄の意味を吉祥柄としてしばしば可憐に表現され、十二支の初めの動物として親しまれている。この題材の元となったのは約180年前の文政2年(1819)に刊行された、葛飾北斎の「北斎漫画」十編内「ねずみの家久連里かくれさと」である。北斎はこの漫画に、森羅万象の一再を描きこなす現実精神を移入し、生活リアリズムを江戸庶民に即して制作したものである。この琴棋書画という中国伝来の画題は、もともと文人高士の教養としての四芸を表すものであり、詩文学に傾倒し、隠棲を愛した鎌倉五山の禅僧や、漢画系の画人に好まれた画題である。又、この画題自体、無人称の主題であったため、庶民へと展開していったのである。この南島屋台の天幕図柄「白ねずみの琴棋書画」は、白ねずみ,北斎漫画,琴棋書画という三つの要素を融合させた図柄で、北斎の優れた擬人化された白ねずみ達が琴棋書画に興じる構成となっており、それぞれの意義と祈りを象徴している。
備考 |
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