いままでメールで寄せられたり直接聞かれた質問などをお答えできる範囲で簡単にまとめてきました。内容が古く現状にそぐわなくなったものは割愛しています。2023/09/07 Q:カレンダー用写真を撮ってほしい A:無理です。実は2019年8月下旬に打診を受け次のように回答させていただきました。 Q:HPの屋台写真をデータで欲しい。カメラの福忠さんに言ったので出してほしい。 A:お手数ですがこちらをご確認ください。私が個人的に(何年もかけ苦労して)撮った写真や当HPに対してカメラの福忠さん(遠州福田祭り屋台愛好会さん)には当然ですが何の権限もありません。 Q:カメラの福忠さんが閉店されるとのことですが、HPはどうなりますか? A:今まで通りです。お手数ですがこちらをご確認ください。 Q:鎌田神明宮の式年遷宮に蛭池と南島の屋台が参加するのは何故? A:氏子だから。 Q:おススメの彫刻師はだれですか? A:特にありません。いろいろな職人さんを当HPで紹介させていただいていますが、あくまで中立。所詮他人の職業。屋台新築をご検討であれば工務店さんとよくご相談の上、予算・作風・お人柄などご自分で行って見て確かめられるのが一番だと思います。 Q:結局いい屋台大工って誰? A:専門家でもない素人なので全くわかりません。ご自分で見る目を養われるのが一番かと思います。あくまで個人的に感じたのは、同業他社を必要以上に声高に批判する業者さんはどうなのかなと。ご自身の腕に自信があれば全く言う必要はないわけで、残念ながら見苦しいだけだなぁと感じたことがあります。ご参考にならなくてスミマセン。 A:→まずこちらをご覧ください Q:福田では屋台を何と呼びますか? A:「屋台やたい」と呼んでいます。 Q:最近よく見かける、屋台の屋根の四隅にくくり付けられている提灯はなんのためですか? A:屋根上の提灯掛けの四隅に付いている弓張り提灯のことでしょうか? これは平成7年(1995)の宮組で屋根係だった私が始めたもので、安全確認が目的です。これが1996年のカレンダーに写っていますのでお持ちの方はご確認いただければと思います。 Q:お囃子の「屋台下」はなんと読みますか? A:私は子供の頃から「やたした」と教わってきましたが、念のため本場である横須賀の複数の知り合いに確認したところ、皆さんから「古くからやたしたと呼んでいますよ」と言われました。また以前いただいた「三社祭礼囃子」のパンフレットの説明にも「屋台下やたした」と振り仮名が付いています。 従いまして当HPの表現も「やたした」としています。遠州横須賀河原町の田中興平さんご著書「遠州横須賀三熊野神社大祭 そこに江戸の祭り文化がある」P125に「屋台下」の語源が推論として紹介されています。読み方までは言及されてありませんがご参考までに。 Q:最近の彫刻は機械で彫るのですか? A:これはまことしやかに言われていることですが、少なくとも福田の屋台彫刻で機械で彫ったものはありません。最近の彫刻師さんは全て訪問させていただいたからです。まあこういうのは悪魔の証明ってやつで、無いものは証明できませんから、こういうしかないんです。 Q:福田のお囃子はどんなものがありますか? A:屋台下、大間、馬鹿囃子で、これらは遠州横須賀の三熊野神社祭礼囃子(三社祭礼囃子)からきています。古くは掛塚にも人を頼んで掛塚ばやしもやっていたようですが、福田の屋台の曳きまわしに合う屋台下が好まれ主流になってきたといわれます。 Q:御神輿とかは出ないのですか? A:ないです。六社神社祭典では「お渡り」というのはありません。祭典二日間を通してご神体が神社から出るということはないのです。よって神様の乗り物である御神輿も必要ないんです(多分)。過去にもあったという記録はないそうです。 Q:4輪の屋台はどうやって方向転換するのですか? A:これが屋台を曳く上での難しいところです。ほとんどの屋台は固定4輪で、土台に車軸が固定された昔ながらの造りなわけで、直進するのみ。曲がり角に来たらどうするのでしょう? Q:屋台の照明の電源は? A:バッテリーです。業者さんから大型の物をレンタルして屋台の内部(土台の上)に設置します。発電機も以前は一部であったようですが、物理的欠点として音がうるさく排気ガスが出る上に、内部に積むため発熱により屋台の生地を痛めることもあります。また状況によっては火災の危険性が伴うため最近では見かけなくなりました。
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