遠州福田六社神社祭典
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2010/06/13日曜日
浜松市北区三ケ日町・伊藤章晴さんの工房見学
訪問・写真撮影・記事作成=mitsuya noriyuki
今日から東海地方も梅雨入りで雨のパラつく猪鼻湖。風向きから潮の香りがとってもよくします
今回は自宅の裏側にある工房での見学です。虹梁などの大きな部材のときはこちら側で作業されるそうで、天井にもクレーン&ウインチが設置されています。

いま彫っているのは静岡市葵区・富慶寺で建設中の山門に付く親子龍の彫刻。長さ7尺2寸5分、厚さは6寸の楠材です。4月下旬から彫り始めて6月中に完成予定。
御住職の希望で、裏側は鯉をあしらっています。表の龍の図柄から材料を貫通しているところをよく吟味して鯉の図案を下絵なしで材料に直接描いて彫るのだそうです。さすが伊藤さん!
(^.^)

竜洋敷地「敷組」屋台の鬼板彫刻の龍に近い表情です。
最初は虹梁・海老虹梁・木鼻の3点セットだったそうですが、工房に来た御住職が展示されている龍を見て気に入り、また山門を施行されている大工さんの勧めもあって龍を付けることになったそうです。(このため日程がギリギリとか…)

YouTubeで動画視聴できます

お忙しい中ありがとうございました。
<m(__)m>

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