遠州福田六社神社祭典 浜松まつりの屋台と彫刻
weblog (共有) YouTube

HOME > 遠州屋台祭りシンポジウム


2011/09/25日曜日
遠州屋台祭りシンポジウム/小京都と小江戸の祭り

会場の福田公民館

台風15号で倒れた木は

しっかり直っていました

ミニチュア屋台も展示

午後12時半開演、遠州を代表する静岡県指定無形民俗文化財のお囃子が披露されます
掛塚祭り屋台囃子
(入船囃子,本囃子,おかめ,神楽囃子,馬鹿囃子,大庭囃子,出船囃子,御公卿囃子)

遠州横須賀 三社祭礼囃子
(屋台下,昇殿鎌倉四丁目~大間,屋台下,馬鹿囃子,大間)

掛塚も横須賀も素晴らしいお囃子でした!


《 ご参考までに 》
三社祭礼囃子の三社とは遠州横須賀の三熊野神社を指します。横須賀では古くから「三社さま」と親しまれて信仰を集め、また昭和末期には境内一角が三社公園として整備されました。その祭りで囃される江戸神田祭/葛西囃子由来の囃子が横須賀独自に三社祭礼囃子と呼ばれています。

三社祭礼囃子の字面から、浅草三社祭/三社囃子と誤って関連付けられることがあるので注意が必要です。


午後2時から基調講演「小京都と小江戸」

素晴らしいお話を拝聴することができました。初めて知る話もあり大収穫、来てよかったです。
でも1つ気になることがありました。それは固有地名の掛塚を「かけづか」と発音されていたこと。これがとっても気になってしまいました。講演後にたまたまお会いした掛塚ご出身の方もやはり気になったと言われましたので、私の聞き違いではないようです。本当のところどうなのだろう?
後日、掛塚祭り本部および掛塚・有識者の方に確認させていただいたところ、元々は「欠け須賀(かけすか)」が後に「かけつか」になったそうで、「かけづか」と濁音では言わないとのこと。よって「掛塚かけつか」が本来の呼び方だそうです。

→外部リンク・旧竜洋町の住所表示(磐田市HP)

午後3時15分よりシンポジウム「小京都と小江戸の祭り」

「祭りは伝播する」~こんなテーマから入って、震災による横須賀の付け祭り中止のこと、掛塚は58年ぶりのお宮での屋台解散実現のこと、中泉の山車と舞車のお話、地域を担う若者の祭り伝承と人材育成、古い町並みを生かした活性化…などなど、多岐にわたりパネラーの皆さんが熱く濃いトークを展開され、じっくり聞かせていただきました。福田でこのような素晴らしいイベントが行われたことに心から感謝です。

(C) 1998 mitsuya noriyuki. design by tempnate