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六社神社の鳥居の注連縄【 注連縄の定義 】

しめ‐なわ(標縄・注連縄・七五三縄)
(シメは占めるの意)
神前または神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印として張る縄。一般には、新年に門戸に、また、神棚に張る。左捻よりを定式とし、三筋・五筋・七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙垂かみしでを下げる。輪じめ(輪飾り)は、これを結んだ形である。しめ。章断しとだち。
広辞苑第六版より引用

右の写真は、祭典初日に六社神社の鳥居に注連縄をかける様子
(2002/10/12)
宮本八番組屋台の注連縄2008年【 屋台の注連縄について 】

福田の屋台には前後に注連縄が付けられています。これについては福田在住のご年輩の方が興味深いお話を聞かせてくださいました。
それによると注連縄の縄の部分は雲、紙垂は雷、稲穂は雨をそれぞれあらわし、総じて自然現象を象徴しているのだそうです。
その年に収穫された稲を用いて作られた注連縄を屋台に付けることにより、五穀豊穣に感謝する秋祭りの意味を持つことになるので、福田の屋台にはなくてはならない存在であるということです。
(右の写真=宮本八番組屋台の注連縄)

昭和20年代の写真を見ると、大根注連(だいこんじめ)のような太い注連縄が用いられ本来の形とされていたようですが、現在では相撲の横綱土俵入り時のような注連縄が主流となっていおり、唯一「い組」のみが昔の形を継承しています。
また全ての屋台が定式の左綯いで統一されています。
− 昔 の 注 連 縄 −
東屋台
東屋台・昭和24年頃
宮組屋台
宮組屋台・昭和26年
− 現 在 の 注 連 縄 −
い組屋台・1998年の祭典
い組屋台
宮組屋台・1998年の祭典
宮組屋台
【 注連縄リンク 】

→神社と神道(全国ほとんどの神社が属する神社本庁を包括団体とする神社に奉職する神職によるサイト)
「注連縄」は神社や神棚などに見られるように、神聖な区域に懸け渡し、内と外を隔てて、不浄にふれさせないために用いられるものです。つまり、ここが特別な場所であることを、人々に明示するためであります。ですから、紙垂を垂らすというのも、注連縄を目立たせて、縄の所在をはっきりさせる目印なのです。
注連縄は、その形状によって大根注連(だいこんじめ)、牛蒡注連(ごぼうじめ)といった種類がありますが、いずれも新しい藁(わら)で左綯(ひだりない)にして作ります。神棚に取りつける際には向かって右に太い方、左に細い方が来るようにして、これに紙垂を四垂(よたれ)はさみ込んでください。

→祭吉の山車祭講座
 注連縄についてまず、神道についてお話します。神道でもいろいろあるのですが宗教として神社神道(一般にある神社を中心にした宗教法人 神社本庁傘下の神社。全国に約八万社。の神道)と古神道(神社ができる前、つまり神殿という建物ができる前の神道。神殿祭祀は中国道教の霊廟信仰)があります。
神社神道は形重視で霊学がない。古神道は精神重視で霊学がある、といった感じになります。
 さて、注連縄についてですが、まず神社神道から注連縄は聖域と俗域を分ける目印。結界です。もともと、縄を張っただけだったようですが、縄だけだと見えにくい。そのため、紙垂(しで)をたらしたとされています。これで遠くからでも、何かあるなと見えます。
次に古神道ですが。古神道は大自然そのもの、また、その働きを神として崇拝します。
(神社神道は個々の働き水、火などに霊格をつけて、つまり神様として崇拝。だから八百万とたくさんの神様になってしまう。)大自然そのものの中心になるのが太陽であり、天であるわけです。その自然現象を表したのが注連縄なわけです。縄の部分が雲。垂れている縄が雨。紙垂が雷を表しています。その奥にくるのが神様なわけです。
 書籍は一般の本屋さんにある神道関係の本をご覧ください。私も注連縄の専門書は見たことがありません。狛犬を研究したものは有りますが。あと、民俗学の面の書籍でも調べられるかも知れません。

→注連縄の豆知識
 しめなわとは何だろう。「なわばり」を侵す、「なわばり」争いなどと云われるように一本の縄が境界を示し、占有のしるし、立入禁止のしるしを表す。
神代の時代、天照大神が天の岩戸からお出になった後、岩戸に縄を張り再び中に入れぬようにした。この縄は「尻久米縄」と云われたと古事記に記され、しめなわの始まりとされている。
 又しめなわには清浄・神聖な場所を区画するため引き渡される。これが神社などに掲げられる意義である。従って神社のみならず、巨大な岩や樹木、清浄な井戸、瀧、寺院にも掲げてることろもある。正月、門松とともに戸口に注連飾りを置くのも、上述の意義より穢れをさり無病息災・家内安全を願ってのことである。

→注連縄の原点は『蛇』
【 参考写真 】

岩戸に尻久米縄を張る布刀玉之命(ふとだまのみこと)

しりくめ‐なわ【尻久米縄・注連】
端しりを切りそろえず、組みっぱなしにした縄。「しめなわ」の古語。古事記[上]「布刀玉の命―をその御後方みしりえにひきわたして」
広辞苑第六版より引用
撮影=Mitsuya Noriyuki
愛知県半田市 下半田中組「祝鳩車」檀箱彫刻「天の岩戸」 初代彫常〜大正3年
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