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2019/05/19(日)浜松市東区大蒲町109-1
小山彫刻 社寺,山車,木彫刻
小山広樹さん(33)訪問記

実家のガレージを改装された小山彫刻工房の外観、とくに看板とかはないです

入口を入ると魔除けの唐獅子さんが睨みをきかせています
「不審者は入れませんよ~」どうぞお手柔らかに

いつものように彫刻師になったきっかけからお話を伺いましょう…
と言いたいところですが
今回は小山さんと繋がりのある道楽親父さんのご紹介で訪問が実現いたしました
よって詳しいお話は
道楽親父の祭り紀行_お祭り職人訪問記
をご覧ください


小山さん(左)から熱心に話を聞きだす道楽親父さん(右)

「きっかけは小学生の頃に参加していた地元の祭りで、大蒲町の屋台を見て育ったというのが大きいですね。あんな立派な屋台を造れる職人になりたい思いました」

蒲神明宮のお祭りは2回来たことがあります
毎年10月第2週が常で福田と重なるので
なかなか来られませんが、(私好みの)立派な屋台が揃っています
(^-^)
で、進学先は京都伝統工芸大学校で木彫刻専攻

「入学後、浜松出身の方で腕がいいから本来2年のところを1年で卒業(!)された方がいますよ、ときかされ後に知ったのが雄踏の宮崎政光さんでした。私は卒業後、同校近くの宮大工さんに就職しましたが情勢により10か月で離職して帰郷。宮崎さんを訪ねたところ、ご丁寧にいろいろアドバイスしてくださり岐阜県の彫刻師・奥土居浩(おくどいひろし)さんをご紹介していただきました」
→波雲彫刻HP_代表 波雲 浩運(奥土居 浩)


ちなみに最初の宝相華(ほうそうげ)は同校在籍時代の作品で工房入り口の上に飾られています。次は実際に彫っているところを撮らせてください。

「わかりました。いま手掛けている依頼された獅子頭になりますよ」

改めて工房内を見渡すと昨年(2018)浜松市浜北区貴船の屋台に彫った腰彫りが修理のため持ち込まれているではありませんか!

 「良いご縁があり町から直接ご依頼いただき10人の仙人をご提案させていただきました」

題材は魏博陽(ぎはくよう)

  小山さんは仙人とかの図柄にもかなりお詳しいんでしょ?

「いやいやそんなことないですが、参考にさせていただくのは主に雄峯閣さんですかね」

ああっそれ私も見ていますよ! と3人共通の話題になりました。しばらく閲覧不可で心配していましたが最近(2019/05/19現在)復活されてホッとしてます。次は彫刻を撮りたいんですが…

「じゃあ作業台で撮りしょうか。私もよくここで撮りますから」

と、奥の作業台を片づけていただき、背景にと白い紙を用意してくれました
(ルクソー・ジュニアが2つも)

「こんな感じでいいですかー?」

確かに力神が引き立ちますが…PCでトリミングだなこりゃ

「おかげさまで27歳で帰郷してから今に至るまで仕事が途切れたことはないです。多くの方々に支えられているお陰です」

と謙虚に話す小山さん、更なるご活躍を楽しみにしています
道楽親父さん取材ご協力ありがとうございました!

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